VERGO-Excel

車に自転車を搭載して移動するとき，通常はそのまま荷室に横たえたり壁にもたれさせたりしますが，それだと振動やコーナリング時の荷重移動により，内装を傷つけたり，自転車同士が当たって傷が付いたり部品が壊れたり，また他の荷物にダメージを与えることがあります。またそのような動きをルームミラー越しに見ていなければならないため，安全運転の面からもふさわしくありません。

荷室の床に置いたベースレールに装着されたフォークマウントに前輪を取り外した自転車を装着することで，すっきりと自立させることができ，そのようなわずらわしい問題からは解放された精神的な安全運転が可能となるVERGOが，新たにVERGO-Excelに生まれ変わりました。

ベースは菱形断面のアルミ製となり，スタビライザ機能を持たせたフォークマウントはクイックレバーで端から端まで自由に左右にスライドさせることができます。
さらにフォークマウントを前後互い違いに配置すれば，さらに車間を詰めることができます。
またフォークマウントは20度刻みで捻ることができ，40度捻った状態だと，従来型VERGOでは不可能だったドロップバー同士でのハンドルを重ね合わせての車間詰めもできるようになりました。

VERGO-Excelには標準で２台分の9mmクイック仕様のフォークマウントが付属しています。さらにオプションでもう１つ追加することで，最大３台までの自転車をすっきりと立たせることができます。

■製品コード　423-2300-00
■サイズ　　幅975 x 奥行185 x 高さ100mm
■カラー　シルバー
■材質　アルミ
■重量　2.1kg

※注意していただきたいこと
VERGO-Excelに装着された自転車は車に固定されているわけではありません。急発進・急ブレーキ・急ハンドルなどを行なうと自転車がVERGO-Excelごとずれたり転倒することもあり，怪我や事故の原因となります。できる限りタイダウンロープなどで車体に固定してお使いください。
フォークマウントを捻った状態では，フォークのキャスター角の影響で車体がわずかに傾きます。その状態では本来の安定が確保できなくなりますので，フォークを捻った状態ではタイダウンロープの併用は必須です。
荷室の天井高が低いと自転車が入りません。前輪を取り外した前フォークを床面から10cm上げた状態で，ハンドルやサドルが天井と干渉しないかどうかをまずお確かめください。
車種によってはシートバックに当たってしまい自転車が車内に収まらない場合もあります。後輪も外せば収まる場合は，オプションの「リアエンドサポート」をお使いください。
リアゲートを閉じる際は，ハンドル先端などがリアウィンドウに当たらないことを確認してから，静かに閉めてください。
VERGO-Excelに設置した自転車は，車の進行方向に対し後ろ向きにセットされます。横向きでは使用できません（安定が保証できません）。